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Farm Blogブログ

外部ストレスと植物の生長

2022.01.19

こんにちは!デザイナーのツキヤマです!

長野県の農家のみなさん、「凍結解凍覚醒法」をご存知ですか?
とにかくスゴい可能性を秘めています。


凍結解凍覚醒法
耐寒性を備えた遺伝子を発現させるために、
動物細胞保護用のトレハロース溶液に種子または成長細胞塊を適正活性化温度に維持しながら浸漬処理し、
それを約半年間をかけて-60℃まで冷却して凍結して時間をかけて解凍するというもの。
これらの外部ストレスを与えることで、
眠っていた遺伝子が機能して、発芽以降の熱帯植物に極めて早い成長速度と耐寒性が発現。

効果としては、
①耐寒性(および耐暑性)が向上
②成長スピードアップ
③収量アップ
④病害抵抗性アップ
⑤農薬依存を抑えられる
⑥糖度アップ

まるで夢のような本当の話。
こちらの栽培技術は特許を取得されています。

実例としては、バナナ・コーヒー豆などの熱帯植物栽培。
また、凍結解凍覚醒法から得た植物組織から抽出された液体を使用した凍結解凍覚醒酵素法では、
水稲・小麦・トウモロコシ栽培が上げられます。

外部リンク:アグローバリー株式会社|農業【凍結解凍覚醒技術】

脱帽しました。
なんとなく、外部ストレスがもたらす植物の生長効果については、
ツキヤマも昨年トウモロコシ栽培でトライしました。

外部リンク:育てるぞ!甘いとうもろこし!

お湯を葉にかけるだけの超お手軽な熱ショック処理。

が、今回ご紹介する凍結解凍覚醒法はそれを遥かに凌駕する技術。

ツキヤマが特に気になるのは耐寒性が上がるという点。
長野県では、年により4-5月の遅霜による霜被害が発生します。
とくに、ブドウとクルミは果樹の中でも低温に弱いので、
長野県の果樹農家さんを救う有効な技術だと期待して止みません。

ツキヤマ、本件動きます。

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